天と地　Ｈｅａｖｅｎ　＆　Ｅａｒｔｈ

初めに、神が天と地を創造した。

創世記　１：１

ハーレーにまたがり、アメリカ大陸をロスからニューヨークと横断し、さらにシカゴへと約８、０００キロをひたすら走った。特にユタ州からコロラド州にかけて、インターステート・ハイウェイ７０に乗って感じた自然界のすごさ、素晴らしさは言葉で説明のしようがない、ただ、ただ、ダイナミックなパノラマのこれでもかの延長。あまりにもの感動に涙もこれでもかと出て止まらない。「神様あんたはすげえー、参りました。」と、謙遜にさせられる俺。神は初めに天と地を創造されたという言葉を頭で理解するより、おのれの肌から感じてしまう有様。

「天は神の栄光を告げ知らせ、大空は神の御手のわざを指し示し、高い山々の頂きも主のもの、主がそれらを創られた、この地の基を据えたのは主である……」と、次から次へと読んだ事のあるバイブルの箇所が目に写る自然界と共にあふれ出てくる。この天と地の狭間に神に似せて俺が、いや俺ら人間が造られた。その造られた人間が天と地の狭間で神が人となってこの地に来たイエスを十字架に張りつけた。こんな素晴らしい、美しい自然界を造られた神がこんな汚い、罪汚れた俺らの心の中に生きてくれる。なんてもったいない。また、申し訳ない。言葉では言い表せない。でもイエスよ、本当にありがとう。