Fellowship   67

 発行   日本伝道者協力会(EFJ

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 本田弘慈師召天1周年記念大会へのお招き

          日本伝道者協力会 会長    福沢 満雄

この人は預言者イザヤによって「荒野で叫ぶ者の声がする。主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ」と言われた人である。   (マタイ3:2,3)

 45年前、本田弘慈師は、バプテスマのヨハネのように、東京文京公会堂ホールで「荒野で叫ぶ声」を上げられました。それから天に召される日まで、先生の一貫した姿勢は決して変わることがありませんでした。 21世紀を迎えた今、先生をこれほどまでに動かし続けてきたものは何だったのか、この大会を通してしっかりとバトンタッチしたい、と思います。“21世紀を背負うクリスチャン青年よ。本田師に続け!” との熱い思いで祈りつつ備えてまいります。

 先生に祈っていただいた人、先生のメッセージを通して励まされた人、助けられた人、救われた人、献身した人、色紙を書いていただいた人、ぜひご参加下さい。       (詳細は裏面参照)

 

    本田師召天に際して ビリー・グラハム師よりのメッセージ

 

“I just received word that Dr.Honda has gone home to Heaven.

 

 We rejoice that Dr.Honda is now with the Lord whom he has served for so many years.

 However, he will be greatly missed by so many people not just in Japan, but around world.

 

Just hearing his name brings back so many memories to us, especially of his leadership in all of my Crusades in Japan over the years.  We praise God for Dr.Honda’s life, and count it a previlege to have worked with him in the proclamation of the Gospel.

 

My wife, Ruth and I send our warmest Christian greetings to his family, and congregation.” 

                                                               

 Billy Graham

只今私は本田先生が天にお帰りになったという知らせを受けました。今や先生は、長い間仕えられた主のみもとにおられることをお喜び申し上げますとともに、日本のみならず世界中の多くの方々にとって大きな悲しみであることを覚えます。   

 先生のお名前を聞く時、今まで日本にて開かれた私のすべてのクルセードでご指導に当たられたことをはじめとして、多くのことが思い出されます。私たちは先生のご生涯のゆえに主をほめたたえ、また福音を宣べ伝えることにおいて共に働くことができたことを特権と存じております。            

妻のルースと私はご家族と皆様にキリストにある心からのご挨拶を申し上げます。

 ビリー・グラハム

本田弘慈師召天1周年記念大会開催のお知らせ

                −すべての町や村を巡って― マタイ9:35〜38  

日 時      2003年4月11日(金) 午前10:30〜午後8:30  

会 場      お茶の水クリスチャンセンター 8Fチャペル

内 容     講   演  10:30〜12:00  中島秀一

パネルディスカッション「伝道と協力」

講   演  3:45〜4:30  福沢満雄  

伝道大会 夜 6:30〜8:30  有賀喜一 

     (フライデイナイトと合流)          

 講 師       中島秀一  有賀喜一   福沢満雄 

パネラー      滝元明  岸義紘  渡辺暢雄  W.ウッド

 

地方で伝道者を志しており経済的に戦っておられる方は、旅費について遠慮なくご相談下さい。

 (この大会を献金をもって支えて頂ける方は郵便振替00170−6−64798 日本伝道者協力会まで)

 

伝道者へのステップ (3)             福沢 満雄

 

巡回伝道者として立つ時、当然の事ですが、次の事がしっかりと確認されることです。

1.   明確な召命

   主が私をこのことに召して下さったという確信がなければ、踏み出さないほうがいいでしょう。

 又、この奉仕は、特に日本では、土、日曜の奉仕が多いので、牧会と両方をすることは、両方とも中途半端になってしまいます。まかせられる有能な協力牧師がおられる場合は別ですが、そうでない場合は、牧会の方がおろそかになり、十分な伝道者としての奉仕ができなくなります。

 又、自分は福音の説教者として召されているのだ、という自覚を持ち続けることです。多くの賜物を持っている人ほど、気をつけないと、説教者として招かれているのに他の奉仕の方が勝ってしまうことがあるからです。今日ほど、本田弘慈師や羽鳥明師のように、説教者としての道をひたすら歩みつづけてゆく器がもとめられている時はない、と思います。

2.   牧会経験

  私は50歳で伝道者として立ち上がりましたが、その前の24年間は、牧師として東京、山形、川崎でご奉仕させていただきました。この24年間の牧会経験がなければ、伝道者として立てられても今日までつづけて来られたか、又教会は招きつづけて下さったか疑問に思うことがしばしばです。特に山形の山村での8年間は、地方にお招きいただくときの大きな恵みとなっています。

 50歳で伝道者として召されたことは、決して遅かったとは思っていません。

3.   確立した信仰と柔軟さ

私の信仰の背景はウェスレアン・メソジスト(きよめ派)です。ホーリネスの東京聖書学院で聖書信仰を学ばせていただき、その恵みを経験いたしました。生涯の信仰はゆるぐことはないでしょう。

巡回伝道者は、いろいろな教派、教団からお招きを受けます。それだけに、自分というものをしっかりと持っていないと信仰が玉虫色になってしまい、メッセージも力を失っていくと思います。又、現代は、これは変だと思うような教会、牧師も増えています。

 反面、どのような教派、教団、教会にお招きをいただいても、十分用いていただける広さ、柔軟さも必要なのです。福音をストレートに語りつつも、牧会的な配慮を求められるからです。

 

 Fellowship 誌はホームページでもご覧になれます。 www.gospeljapan.com/dd/efj/ です。

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