バイブルランドだより VOL.1
初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて
ヨハネ第一 1:1

みなさん お元気でしょうか。はじめまして。これからバイブルランドだよりを通して、みなさまと共に歩んでいきたいと願っております。 〆木泰輔と季美枝と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

バイブルランドの始まり
「日本に、聖書を視覚的・五感的に体験できるテ−マパ−クがあればいいな?!」聖書を学ぶ中で、たくさんの疑問をノ−トにメモしたり、イマジネ−ションたくましく描いたりしながら、一つの絵にしてきました。「聖書が、私たちに親しめて、なじみが持てる架け橋となれるものが、身近にあるといいな。」と、主に祈る動機も与えられてきました。それがバイブルランドの始まりです。

世界の言葉 ・聖書翻訳と文字の必要性を知る

世界の各国に大変興味を抱いて、19歳のときに約20ケ国を旅行しておりました。キリスト者になり、世界の文化や言葉を調べていくうちに、世界の話し言葉が6858語もあることを知りました。しかし66巻全聖書が翻訳されている言語は、わずか366語(1999年5月発表)であり、 新約聖書928語、部分訳918語、合計2212語(98年12月発表)です。また、少なくとも2000の言語(調査が継続中)は聖書翻訳の必要な言語数です。現在、聖書翻訳が進行中の言語は1500言語です。60億以上の世界人口中の4億4千万人の人は、聖書を全く持っていないだけではなく、驚いたことに文字もない民族、部族なのです。人間の指の最高の産物である文字を使って、自分の意志を手紙や仕事で共に分かち合えず、表現できない。母語の文字も作られていない現状に対して、私は無関心でいられなくなり、さらに主に祈るタ−ゲットが具体的になり始めたのです。

バイブルランドとは?

「それでは、何をしたら良いのか?」と、祈り考えました。本物を本物として、最高のものを最高の形で伝えたい。その中で生まれたのが、このバイブルランド設立という構想です。日本人には、理解するのが難しい聖書の背景、聖書の真に伝えたいメッセ−ジを、あらゆる角度から検証できます。子どもから老人にいたるまで、家族単位で楽しめるように配慮されています。若者の好奇心・探求心をも確実に満たせるような環境を用意します。聖書の世界・歴史・文化を学習されたい方にはおすすめです。神様の創られたバラエテイに富む自然の魅力をも、満喫して頂けるよう、考え尽くしたコンセプト。それが、バイブルランドです。

BIBLE LANDの役目とねらい

バイブルランドの役目は、どなたでも聖書を安心してわかりやすく学べる場所を、日本に提供することです。
日本人またその他の国々の大半の方は、聖書はあるが、真剣に神様の言葉として読まないし、興味がない生活を送っているっているのが実情です。私自身感じる所ですが、聖書には、とても難関と思う個所がたくさんありますし、いまいちピンとこないことも多いと思います。気合いを入れて、祈り学ぼうとしても、結局尻切れとんぼ。本来聖書は、もっと読みやすい万人の書であるはずです。時代に
促したハイテクを駆使してテ−マパ−クを、楽しく親しめるよう工夫することは、この時代の使命ではないかと考え、神様も人も喜んで下さるだろうと思いました。(イエス様は、ユ−モアのセンスNO.1.。『イエス様なら、もっとわかりやすく子どもからお年を召した方すべての人に、やさしく説明して下さるのだろうな』と、いつも思います。)ユダヤ人ではなく、同じ時代に生まれた訳でもない私たちには、現在わかる範囲の最新情報の説明を受け、福音の理解を深める必要があるのではないか?聖書の背景をヴィジュアルにすると、どんなに良いだろう。(「世の中の様々な関心事において、どうしてこんな事柄や情報に対し、深く掘り下げられて、理解する努力を惜しまずに、最新情報を追いかけているのか」と、疑いたくなるような情報が蔓延しています。また、聖書を正しく教えない教会もあります。しかし、初心者の場合、見分けがつきにくく、理解できません。本当に残念です。)そう考えると、いてもたってもいられなくなり、どうにかしてこの現状を打破できないものかと、ますます主に対し、祈りが熱くなりました。

バイブルランドのねらいは7つあります。 (バイブルランド 7つの基本理念)

1.バイブルランドは、どの様な人がお越しになられても、できる限りわかりやすく聖書の全体を説明(ルカ24:27)し、理解して頂けます。またわかりやすく説明できる努力を常に続けます。

2.バイブルランドは、継続的に世界の考古学の最新情報を取り寄せ、現代人が聖書に対し、矛盾に感じる個所をともに検証し、学習できる場を提供いたします。

3.バイブルランドは、来場された人々に対し、ともに歩んで下さる公認のキリスト教会をご紹介し、教会の架け橋となるお手伝いをいたします。

4.バイブルランドは、すべての文字と聖書を持たない民族部族に対し、できる限りの協力を惜しみません。喜びと痛みを分かち合い、聖書翻訳に関して必要とされる様々な事業を推進させ、共に歩んでいきます。

5.バイブルランドは、教会、家庭や企業で様々な賜物をもつキリスト者の方々(キリスト者でなく、反対の立場を取らない人ならば、特別に受け入れる可能性はあります)に、必要な訓練と学びの場を提供し、世界の様々な地域の具体的な奉仕の場を提供します。

6.バイブルランドは、世界の隅々にいたる教会とコンタクトを取り、物心ともに必要な真の情報を、キリストに連なる教会、家庭、学校、企業、政治家、マスコミに対し、最新情報の状況を、随時慎重にお伝えします。さらに世界のゲストのデピュテ−ション(訪問と報告)を管理し、必要の高い各地に派遣します。

7.バイブルランドは、あらゆる質問疑問に対しても、誠実に答えれるよう配慮し、人として、本来あるべき神のかたち(性格)を聖書から教えられ、罪について、義について、さばきについて、聖霊により理解し、キリストにある真の自由を、勝ち取れるよう側面から応援・奉仕し、祈ることが、最大のねらいです。

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